古くから悪い方位の引越しは一度違う方位に出かけていい方位から移動する風習があります
方違神社は悪い方位への引越しにお参りすると災難に合わないとされて、日本全国からお参りに来られます
大阪堺市にある『方違神社』は地元では『ほうちがいさん』として愛されています
全国的にも方角の厄払いの神社は非常に珍しいです
目次
方違神社は方角がない?
実は建っている位置が方角がない立地にあります
神社は昔、摂津の国、和泉の国、河内の国の境界にあります
- 摂津の国からみると南向き
- 和泉の国からみると北向き
と立っている地域の特性から方位がそれぞれ違うから方位がないとされています
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方違神社への行き方
住所 〒590-0021 大阪府堺市堺区北三国ヶ丘町2丁2−1
時間 9:00~16:00
ウエイブサイト http://www.hochigai-jinja.or.jp/
電車
●南海高野線 堺東駅 北東口より徒歩5分。
●JR堺市駅より徒歩15分
シャトルバス
●南海本線 堺駅 ↔ 南海高野線 堺東駅
車
●阪神高速15号堺線「堺出口」より約5分
「大小路橋」交差点をUターン、「中日橋」交差点を右折、東へ600m。
●阪神高速4号湾岸線「大浜出口」より約10分
「大浜北町」交差点を左折、「戎島町」交差点を右折、東へ2km。
●駐車場
正面鳥居からお進みください。神社裏手は歩行者専用道路です
方違神社への歴史
方違神社の起源は古く、崇神天皇の勅願により創建されました
古墳時代のことになります
このあたりは摂津・河内・和泉の三国の境に位置しているため、作に山三国のちまたまた三国丘と言われていました。三国の境界にあるため、方角のない聖地であると考えられ、方災除けの神として参拝者が絶えません。熊野詣の通過地点でもなったため往来の中心地になっています
奈良時代には行基が布施屋を設け旅人の休憩場所を作った
- 平安時代前期には空海が唐へ旅立つ前に旅の安全を祈願
- 平安時代後期には平清盛によって福原京への遷都の成就祈願が行われた
- 江戸時代には徳川家康によって大阪夏の陣の武運長久を祈願
- 明治時代の京都から東京への遷都の時は17日間
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